スペインでプロサッカー選手を目指す方法。スペインサッカーの”常識”とは?

リーガ挑戦



バルセロナと言えば観光地としても有名ですが、その名を冠したFCバルセロナ、世界的に有名なサッカーチームです。

カンプノウ(Camp Nou)というスタジアムはそのFCバルセロナの本拠地ですが、サッカーの試合がある日はもちろんの事、試合が無い日でもスタジアムの中のツアーを実施していたり、オフィシャルグッズショップにグッズを求める観光客で賑わっています。

バルセロナが属するカタルーニャ地方の公用語であるカタルーニャ語で「新しいスタジアム」といった意味を持つカンプノウスタジアムですが、その収容人数はなんと9万人。サッカーの試合の日は、試合前・試合後は交通量が劇的に増加し、試合中は交通量が劇的に減少します。

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FCバルセロナの他にも、同じスペインリーグ1部に属しかつて中村俊輔が所属したRCDエスパニョールというクラブや、ECエウロパ、日本人選手が多く所属するCEサバデイなど有力チームがたくさん存在します。

さらに、下位リーグに該当するカタルーニャ1部、2部といったリーグには、バルセロナのそれぞれの地域のクラブが所属しています。

例を挙げると、L’Hospitalet、Poble Sec、UE Sants、Cornellaなどなど、、、FCバルセロナが所属するスペイン1部から数えると、5部、6部リーグといった階層ではあるものの、それぞれのチームに所属する選手はしっかり毎月サラリーをもらっており、サッカーが非常に根強く文化として浸透していることがわかります。

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実は私自身、過去にLigaのクラブにて選手経験がありました。当時のチームの監督は中村俊輔のいたRCDエスパニョールの元プロフットボーラー、同じクラブのチームメイトには当然の事ながらFCバルセロナのカンテラ出身選手や、アルゼンチン1部リーグから移籍してきた選手、セネガル人選手であり、エスパニョールをクビになってしまったためにトライアルを受けに来た選手、などなど本当に経歴は様々。そして上記の写真は、当時一緒にプレーしていた友人が、現在は仕事をしながらもリーガでプレーしているという事だったので観戦しに行った際の1枚。

バルセロナの面する地中海を一望できる丘に、人工芝のきれいなピッチ、さらに観戦用のスタンドもしっかりと設けられており、お気に入りのサッカー場のひとつです。スタンドの裏側にはボカディージョやビールなどを販売する小さな売店もあり、大変な賑わいを見せていたので驚きました。(しっかり鉄板やトースター、エスプレッソマシンなどが完備されていました汗)

1部リーグの試合に限らず、そういったカタルーニャのリーグの試合にふらっと足を運んでみるのもバルセロナのサッカー文化を肌で感じるにはベターかもしれません。

また、日本ではプロ選手として生計を立てる事は非常に困難ですが、スペインやドイツなど、フットボールが興業としてしっかりビジネスとしても運営されており、選手に対してサラリーを提供できるこの環境はとても恵まれています。

こうした海外でフットボーラーとして挑戦したい方、是非とも応援させて頂きたいと思っていますので、もしご興味あればご相談ください。

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スペイン挑戦

プロ選手として海外挑戦する上でのアドバイスなど、参考になればと思います。

まず、日本人がこちらで通用するかどうか、といったザックリとしたテーマになりますが、結論としては当然の事ながらプロとして契約を勝ち取る事は可能です。しかしながら、プレーヤーとしての資質はもちろん、様々な複合的な要素が重要になってきます。(日本でも同じだとは思いますが)

10年前、海外リーグに日本人が挑戦するという事はそこまで多くありませんでしたが、時代は変わりました。今ではここスペイン・バルセロナでも多くの日本人が下部リーグでプレーしています。

私自身が実現できなかったプロ契約の獲得を、将来多くの日本人選手が勝ち取り、日本サッカーの発展に少しでも寄与できたら、と思います。スペインでの挑戦について参考になれば幸いです。

語学

まずは語学力。スペイン語の習得です。プレーヤーとして突出しており、言葉が通じなくても個人の能力で局面を打開し結果を残し続ける事ができ、それにより評価される事も可能性としてはゼロではありません。しかし、それには語学力をカバーできる非常に類まれな、突出した能力が必要になります。

その資質を磨くよりは、現実的な話として契約のシーン、日常生活など、何をするにも語学力は非常に重要になります。現在の武器になるだけでなく、プロ生活を終えた後の自分自身の武器になる事も間違いありません。スペイン語がわかれば、同じラテン語に語源を持つ、ポルトガル語やイタリア語もある程度理解できます。

サッカーに限っても、戦略・戦術面の話を理解する事、チームメートとのコミュニケーションにより、個の力以上にコンビネーションプレーを充実させ、それにより結果を残す事により、戦術面で計算できるプレーヤーになる事により、1プレーヤーとしての評価も非常に高まります。

リーガの特徴

FCバルセロナの他にもレアル・マドリード、アトレティコ、バレンシア、セビージャといった多くの有名なチームが1部に所属しています。特にFCバルセロナはポゼッションに重きを置き、国際タイトルを総なめにしたスペイン代表にも影響を与えたあのフットボールが印象に強いものと思います。

しかし、2部以下のリーグのチームの多くはその印象とは対照的に、非常にパワープレーに重きを置いたチームが多いです。もちろんクラブ・GM・監督の方針によりクラブにより戦術が異なる事は言うまでもありませんが。

こうした環境に順応する能力も必要になります。また、シーズン終了前の4~5月、年末年始の12~1月には他チームの関係者が、自分のチームの補強の為に視察に訪れます。視察に訪れ、契約の話をもらう前に、自分自身、どのチームに所属する事が自分自身が一番輝ける選択なのかを見極める知識も必要になります。小柄な選手がパワープレーの多いチームを選択するよりも、ポゼッションサッカーを志向するクラブを選択した方が、プレーヤーとしての価値を高める事ができる可能性は高いでしょう。

その様な選択・判断ができるかどうか。これも含めてプレーヤーとしての資質である、と考えています。

海外挑戦ロールモデル

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では具体的に、スペインでプロ選手を目指す!となった時に、どの様なロールモデルが存在するか、簡単にご紹介します。

前提として、こちらのリーガは7月8月にスタートします。7月8月と書いたのは、Divicionによって時期が異なる為です。夏にシーズンがスタートし、年末年始の休暇期間を挟み、年始に再開し、4月・5月にシーズンが終了します。このシーズン終了前の時期から、シーズンスタートの時期までの間には、他チームからのトライアル選手や、移籍を前提とした練習生の様な選手が数名加わります。同じ事が12月から1月にかけても起こります。

日本人が契約を勝ち取るのであれば、この時期にどこかしらのチームに評価され、少なくとも練習生として所属する事が必要になってきます。

話は一転し、滞在許可に関する知識も紹介します。いわゆるビザの話です。スペインに居住する為のビザはいくつか存在しますが、ざっくり分類すると観光、学生、労働の3つに分かれます。現在、スペインの経済の落ち込みと平行する形で、外国人労働者の就労、これに関する労働ビザの発行が非常に難しくなっています。

そしてスペインに滞在する多くの人が現実案として考えているであろう、学生ビザ。語学学校をはじめ、学校に所属する証明を提出し、滞在期間分の経済力があることを証明する預金残高証明などを提出する事を条件に、最大1年間滞在する事ができるランクのビザとなります。

最後に観光ビザ。シェンゲン協定というキーワードを聞いた事はあるでしょうか?EUの26の国と地域において、国境での検査なく他国・他地域間を自由に移動できる、という協定です。スペインもこれに含まれます。シェンゲン圏に属する国へは、日本人の渡航者は最大90日間の滞在が可能です。この為に特にビザの申請などをする必要は無く、日本国発行のパスポートさえあれば、自由に入出国が可能です。

こちらのリーガが1年のシーズンを戦う事を考えると、少なくとも学生ビザにて滞在しつつ、プレーする先を探し所属する、といった事が必要になってきます(一時的な練習参加などであれば観光でも構いませんが)。いわゆる日本の暦でいうと、学校や多くの企業が3月で1年を終えるため、4月からこちらの語学学校に通いながらじっくりとチームを探し、しっかりと評価されるのであれば新シーズンからの戦力として契約を勝ち取る、といったシナリオが一番現実的であると考えます。

 

もちろんこれを実現する為には、経済的な余裕も必要になってきます。少なくとも向こう数年間分の滞在費用と、渡航にかかる費用、学費など、、、非常に悩ましい所ではあるもののかなりの支出も必要になってきます。

なお、学生ビザであればスペインでアルバイトの様な仕事をする事は可能です。この制度を利用し、どこかしらで給与をもらいながら生計を立てる、といった選択肢も現実的となってきます。

 

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