地中海に面した海の街、バルセロナには、バケーションを満喫するにはもって来いのレストランが多数存在します。ビールやワインを片手に、ビーチを眺めながら過ごす時間は格別です。
そんな時間を過ごすために、オススメのレストランをいくつかご紹介。
1. Pacha / パチャ
Pachaと言えばイビサやマドリードにもあるスペインの有名クラブとして有名ですが、バルセロナにも同様のクラブが存在しています。今回ご紹介するのは、そのクラブに併設するレストラン。
▲店内は白を基調としており、モダンな雰囲気の中、ソファーでゆっくり過ごすのがオススメ。写真は夜ですが、昼は晴れていればとても気持ちよくビールが飲めます。
▲エントランスはこんな感じ。
▲意外なことに日本食メニューもラインナップされています。実際にサーブされるものは当然ながら日本人が作っているわけではないので期待値は低めで行くことを推奨します。
ディナー以外では、主にシーフードやフュージョンと呼ばれる創作系と、アジア料理をメインとしています。予算としては€30-45くらいが相場でしょうか。もちろん、お酒を飲みたい方は立地もよいので、そこそこの価格である事をご理解の上で!ここで過ごす時間は格別です。
最寄のメトロの駅は、グリーンのラインであるL3のCiudadella / Vila Olimpicaから、海に向かって5-8分ほど。
2. El Cangrejo Loco / エル カングレホ ロコ
バルセロナオリオンピックが開催された1992年と時を同じくしてオープンされたレストラン、エル・カングレホ・ロコ。カングレホはスペイン語で言うカニを意味し、ロコは英語で言うところのCrazy。Crazyはカニ、という意味になります。ここでは、オリンピック港に面したビーチで、最高級のシーフードやパエリア、ワインを楽しむことができます。
1階は入り口周辺のテラス席と、屋内のうち、海を一望できる窓際の席がオススメです。また、こちらの2階席にもビーチサイドの席がありますので、こちらもオススメ。
▲あまり日差しや風が強くなければ、テラス席でビールとパエリアですね。最高の一言に尽きます。
▲左はイカ墨のパエリア、右はシーフードのパエリア。シーフードはスペイン語でMariscos(マリスコス)と言うので、覚えておいて損はありません。イカ墨はTinta(ティンタ)。
▲海老やイカといった新鮮な魚介類が飾られています。
一人当たりの予算も、何をチョイスするかにもよりますが、€30-40/1人が平均的な予算といった感じでしょうか。
また、一番の混雑ピークタイムはやはりランチ時。スペインではシエスタの慣習があるので、14-15時くらいが一番混雑しそうです。
日本の感覚で12時前後に行く、または、予約をしてディナーに訪問するのが良いかもしれません。こちらのレストランは公式サイトに日本語ページや、予約ページもありますので、そちらから連絡してみるのも良いかもしれません。
こちらもPachaと同じく最寄はL3のCiutadella / vila olimpicaが最寄り駅になりますが、こちらは10-15分ほど(迷わなければ)海沿いを歩く必要があります。が、のんびりと海沿いを10分前後歩くくらいなら、距離は気にならないどころか、非常に気持ちよい時間になるはずです。
3. La Taberna Gallega de Marcos / ラ・タベルナ・ガジェガ・デ・マルコス
前述のPachaやEl Cangrejo Locoと同じく、Villa Olimpicaというビーチエリアに位置するレストラン、タベルナ・ガジェガ・デ・マルコス。スペインの食べログの様なWebサービスであるSalir.comという口コミサイトがあるのですが、このサイトでVilla Olimpicaのエリアで、2015年のベストに選ばれており、また、スペインのメディアであるLa Vanguardiaにもバルセロナでパエリアのうまい店としてベストレストランに選ばれています。
店名にもあるタベルナとは、元々はラテン語圏で小居酒屋、小料理店という意味で、ラテン語から派生したスペイン語、イタリア語なども同じ用途でこのタベルナという名前がよく利用されています。ガジェガ、というのはガリシアの、という意味ですので、店名はガリシア料理をメインとした小料理屋、という意味になります。
その名のとおり、タコのガリシア風や魚料理など、ガリシア料理も多くたしなむことができます。
こちらのオススメは「MENÚ」と言われる、簡単なコース料理です。英語のメニューと同じ意味ですが、スペイン語の発音では「メヌ」となります。
前菜、1stプレート、2ndプレート(メイン)、デザート、コーヒーがセットになっており、コースによってはワインやパン、ミネラルウォーターが付いているものになります。1stプレートや2ndプレートはいくつかの選択肢の中から、好みのものをチョイスすることができます。価格は€30-40(税込)まで4種ラインナップがあり、価格によってこの選択肢が変わってきます。
実は一番のオススメはランチタイムの「MENÚ Diario」という日替わりメニューで、€11(税込)で上記のメニューと同じように前菜、1stプレート、2ndプレート(メイン)、デザート、コーヒーがセットになっています。提供時間は16時までなので、遅くなってしまってもランチとして食べられます。スペインのランチはかなりボリュームがあるので、特に日本人の女性となると、残すレベルです。。この「MENÚ Diario」は、「MENÚ Mediodia」と言われていたりもしますが、同じものです。Diarioは英語でいうDaily、すなわち日替わりの、という意味、Mediodiaはお昼時の、という意味になります。
▲シーフードをふんだんに利用するガリシア料理を中心に、パエリアや肉料理なども幅広くラインナップ。
▲外観はこんな感じ
前述のEl Cangrejo Locoと同じくオリンピック港のレストランが集まるエリアにあります。アクセスはEl Cangrejo Locoをご参照。
まだまだ追加予定 バルセロナのビーチサイドレストラン
オススメレストランは今後も拡大予定です。乞うご期待!